メッセージカタログを使用すると、Vault 拡張子のエンドユーザにローカライズされたエクスペリエンスを提供できます。例えば、バリデーション条件に基づいてユーザにローカライズされたエラーメッセージを表示できます。そのためには、カスタムメッセージグループと関連メッセージを作成します。
メッセージグループを作成すると、すぐにカスタムコードで呼び出せるようになります。実行時に、ユーザが希望した言語のメッセージが表示されます。翻訳が存在しない場合、Vault は基本言語のデフォルト値を使用します。
メッセージグループおよびメッセージの制限
以下の制限は、メッセージグループおよびメッセージに影響します:
- メッセージグループに含まれるメッセージの最大数は 500 件です。
- メッセージのテキストは、1,500 文字または 5 行を超えることはできません。
- メッセージのデフォルト値を作成したり、既存の値を編集するときに、使用されるすべてのトークンは
${token_name}
の形式に従う必要があります。「token_name」は文字で始まり、0 または文字またはアンダースコアが続く文字列です。例えば、${email_input} は有効なメールアドレスではありません
。
メッセージグループを作成するには
新規メッセージグループを作成するには:
- 管理者 > コンテンツ設定 > メッセージカタログから、メッセージグループページの作成をクリックします。
- グループのラベルを入力します。ラベルフィールドの値は、エンドユーザや開発者には表示されません。
- 任意の作業: Vault は名前フィールドを自動入力します。このフィールドは、必要に応じて変更することもできます。名前は、開発者がメッセージグループを呼び出すために使用されます。
- 保存をクリックします。
メッセージグループを削除するには
注: メッセージグループを削除する前に、アクションが既存の Vault 拡張子に障害を発生させないことを確認してください。
メッセージグループを削除するには:
- メッセージグループを選択します。
- グループの編集ページで削除をクリックします。
- ダイアログで続行をクリックします。
メッセージグループにメッセージを追加するには
メッセージグループにメッセージを追加するには:
- メッセージグループを選択します。
- メッセージグループレコード詳細ページで、メッセージセクションの作成をクリックします。
- メッセージの名前を入力します。名前は、開発者がメッセージを呼び出すために使用されます。
- デフォルト値を入力します。このフィールドは、グループのすべてのメッセージにグローバルです。
- 保存をクリックします。
- メッセージを追加するには、これらの手順を繰り返します。
メッセージグループからメッセージを削除するには
注: メッセージを削除する前に、アクションが既存の Vault 拡張子に障害を発生させないことを確認してください。
メッセージグループからメッセージを削除するには:
- メッセージグループを選択します。
- メッセージグループレコード詳細ページでメッセージを選択します。
- メッセージの表示ページで削除をクリックします。
- ダイアログで続行をクリックします。
メッセージを編集するには
メッセージを編集するには:
- メッセージグループを選択します。
- メッセージグループレコード詳細ページでメッセージを選択します。
- メッセージの表示ページで編集をクリックします。
- 必要に応じて、メッセージに新しい名前を入力することもできます。名前は、開発者がメッセージを呼び出すために使用されます。
- 必要に応じて、新しいデフォルト値を入力することもできます。このフィールドの変更は、グループのすべてのメッセージにグローバルです。
- 必要に応じて、新しい値を入力することもできます (任意の作業)。通常、このフィールドは現在のユーザの言語に翻訳されたメッセージです。翻訳が存在しない場合や値が削除されている場合は、ユーザの言語設定にかかわらず Vault はデフォルト値を使用します。プロファイルで言語を変更し、ここに値を入力することで翻訳を提供することはできますが、一括翻訳ツールの使用をお勧めします。
- 保存をクリックします。
メッセージを翻訳するには
一括翻訳ツールのフィールドラベルオプションを使用してメッセージを翻訳します。エクスポート CSV で、メッセージは message__sys
タイプになります。パターン Messagegroup#Message
にそれらのキーが続きます。例: person_validation__c#email_format__c
。