Veeva Vault は、シンプル、強力、セキュアな API (アプリケーションプログラミングインタフェース) を提供し、ソフトウェアプログラマは Veeva Vault とのインタラクションとインテグレーションのためのスクリプトやプログラムを作成することができます。Veeva Vault API を使用して、組織はドキュメントやオブジェクトレコードのインポート、更新、取得を行うためのツールを構築することができます。Veeva Vault API は、Vault UI とすべて同じビジネスおよびアクセスコントロールロールを尊重します。

API は、カスタムアプリケーション、インテグレーション、またはスキーマを視覚化するためのデータローダのような高レベルのツールの開発に使用することができます。

API の使用に関する参照情報および詳細情報については、開発者は Veeva Vault 開発者ポータル

API トランザクション制限について

Vault は、5 分ごと (バーストごと) に実行できる API コールの件数を制限することができます。Vault がバースト制限に達すると、バースト期間が期限切れになるまで、後続の各 API で 500ms の遅延が発生します。

認証 API トランザクション制限について

Vault は、API コールで使用されるユーザ名とドメイン名に基づいて、毎分 (バーストごと) に実行できる認証 API コールの数を制限します。制限に達すると、API は API_LIMIT_EXCEEDED エラーメッセージを返し、それ以降の Vault への認証 API コールは処理されません。

お使いの Vault の Vault 認証 API バースト制限を決定するには、API 使用ログをご確認ください。

: Vault は、バースト制限を /api/{version}/auth に対して実行されたユーザ名/パスワードコールにのみ適用し、SAML/SSO および OAuth 認証 API コールにバースト制限を課すことはありません。

API トランザクション制限および件数の表示

お使いの Vault に対する各 API コール (作成、取得、更新または削除) がバースト API 件数にカウントされます。このカウントには、過去 5 分間に実行された API コールの件数と許可された最大件数が含まれます。これは 5 分ごとにリセットされます。

この情報を表示するには、管理者 > 設定 > 全般設定に進みます。