フィールドのマージを使用すると、Vault による Microsoft Word™ (DOCX のみ) または Microsoft Excel™ (XSLX) ソースファイル内での検索がトリガーされ、特定のトークンと Vault ドキュメントから取得したフィールド値が置き換えられます。フィールドを差し込みすると、製品名、ドキュメントステータス、バージョン日といった詳細を自動入力するテンプレートの作成が簡単になります。さらにこれを使用して、タイトルページをドキュメントに追加して、Vault からドキュメント名またはドキュメント番号を表示させることもできます。
Microsoft Word™ および Microsoft Excel™ のフィールドのマージは、すべての Vault で自動的に有効になります。この機能にユーザがアクセスする前に設定する必要があります。
フィールドのマージを有効化する
フィールドのマージを設定するには、標準共有ドキュメントフィールドの差し込みフィールドを、この機能を必要とするドキュメントタイプに関連付けます。
ドキュメントフィールドのフィールドのマージにフィールドレベルのセキュリティ設定を指定して、このフィールドを編集できるユーザを制限することができます。
注: すべてのユーザに対してフィールドのマージのフィールドを非表示にすることが推奨されます。余計な処理を避けるために、差し込みフィールドが不要なドキュメントタイプでは差し込みフィールドを有効にしないでください。
関係名とフィールド名の検索
次の手順に従い、関係名とオブジェクトフィールド名を見つけることができます。
- 管理者 > コンテンツ設定 > ドキュメントフィールドで、オブジェクト参照フィールドのフィールド名を探します。
- ドキュメントフィールド名の前に
document_
を追加します。例えば、product__v
はdocument_
product__v
となります。 - ドキュメントフィールド名の後に
を追加します。例えば、
document_product__v
はdocument_product__v
rとなります。
これは関係名です。 - 管理者 > 設定 > オブジェクトで、被参照オブジェクトを開き、オブジェクトコンフィグレーションのフィールドタブに進みます。使用したいオブジェクトフィールドのフィールド名を探します。
- 関係名の後にピリオドとオブジェクトフィールドを追加します。例えば、
document_product__vr
はdocument_product__vr
.abbreviation__c
となります。