構成移行パッケージの展開時に発生したエラーや警告のトラブルシューティングについては、以下の情報をご確認ください。

共通警告メッセージ

コンポーネントタイプ警告メッセージ説明アクション
オブジェクト

標準サブコンポーネント [lifecycle__v] が無視されました

標準サブコンポーネント [state__v] が無視されました
移行されたオブジェクトが、ターゲット Vault に存在していないオブジェクトライフサイクルを参照する場合に表示されます。これが表示されると、Vault はプレースホルダーライフサイクルを作成します。移行パッケージまたは手動設定のいずれかにより、プレースホルダーオブジェクトライフサイクルを更新します。
同じパッケージにオブジェクトライフサイクルを含めている場合には、このメッセージを無視することができます。
タブGEN-WCRE-II-1033 –
属性の値 [親] が無視されました
親の値が空白であるため、パッケージがトップレベルのカスタムタブを作成する場合に表示されます。このメッセージは無視できます。
DoctypeGEN-WREC-WG-1065 –
プレースホルダー [Doclifecycle.
doclifecycle_name__c] が作成されました
Doctype が、ターゲット Vault に存在していないドキュメントライフサイクルを参照する場合に表示されます。これが表示されると、Vault はプレースホルダーライフサイクルを作成します。移行パッケージまたは手動設定のいずれかにより、プレースホルダードキュメントライフサイクルを更新します。
同じパッケージにドキュメントライフサイクルを含めている場合には、このメッセージを無視することができます。
Doctype無効な値 [Docfield.field_name__c] が属性 [フィールド] に指定されました : 無効な DocField フィルターキーDoctype が、ターゲット Vault に存在していないドキュメントフィールドを参照する場合に表示されます。移行パッケージまたは手動設定のいずれかで、不明なドキュメントフィールドをターゲット Vault に追加します。展開後に、フィールドが Doctype に正しく割り当てられているか確認します。
DoclifecycleGEN-WADDS-WG-1065 –
プレースホルダー [Workflow.review_template1__c] が作成されました
Doclifecycle が、ターゲット Vault に存在していないドキュメントワークフローを参照する場合に表示されます。これが表示されると、Vault はプレースホルダーワークフローを作成します。移行パッケージまたは手動設定のいずれかにより、プレースホルダーワークフローを更新します。同じパッケージにワークフローを含めている場合には、このメッセージを無視することができます。
AtomicsecurityGEN-W-II-1102:
[{object}{lifecycle}{state}] に名前変更されたコンポーネント
Vault が新規命名パターンを展開する前にアトミックセキュリティ設定が発生したときに起こりますこのメッセージは無視できます。

共通エラーメッセージ

コンポーネント
タイプ
エラーメッセージ説明アクション
いずれか

GEN-FCRE-ONA-1018 –
[標準/アプリケーション/サンプル] コンポーネントを作成できません

GEN-FADDS-ONA-1019 –
[標準/アプリケーション/サンプル] サブコンポーネントを作成できません
パッケージに、ターゲット Vault に存在しない標準 (__v)、アプリケーション標準 (__rim, etc.)、またはサンプル (__vs) コンポーネント/サブコンポーネントが含まれる場合に表示されます。構成移行パッケージで標準コンポーネントを作成できません。このコンポーネントをスキップします。
ObjectlifecycleOLC-FREC-ONA-1017 –
コンポーネントが使用中です
パッケージが、オブジェクトまたはオブジェクトワークフローに参照されているオブジェクトライフサイクル状態を削除する場合に表示されます。オブジェクト設定やオブジェクトワークフロー設定を手動で編集して、ライフサイクル状態への参照を削除します。
Objectworkflow

GEN-FADDS-II-1035 –
属性 [deviation__qdm] の値 [capa_required__c] が無効です

WFL-FADDS-II-11401 –
フィールド [{オブジェクト名}.{フィールド名}] が存在しません
ワークフローが、ターゲット Vault に存在していないオブジェクトフィールドを参照する場合に表示されます。現在のコンポーネントを展開する前に更新済みオブジェクトを展開します。
オブジェクトGEN-FADDS-II-1007 –
属性 [受信関係名]、値 [{受信関係名}] のコンポーネントが既に存在します
同じオブジェクトから 2 つの受信関係を持つオブジェクトを展開する際に表示されることがあります。これは有効な構成ですが、MDL/構成移行パッケージではサポートされていません。ターゲット Vault にオブジェクト関係を手動で再作成します。
オブジェクト

GEN-FREC-ONA-1017 –
コンポーネントは使用中です: [ライフサイクル状態エントリ基準]

GEN-FREC-ONA-1017 –
コンポーネントが使用中です: [WorkflowTask]
オブジェクトワークフロータスクまたはライフサイクル状態エントリ基準など、別のコンポーネントに参照されているオブジェクトフィールドをパッケージが削除する場合に表示されます。オブジェクトライフサイクル状態設定やワークフロータスク設定を手動で編集して、オブジェクトフィールドへの参照を削除します。ターゲット Vault のフィールドを手動で削除します。
オブジェクト

GEN-FADDS-II-1022 –
値 [{オブジェクト名}] が有効でアクティブな [オブジェクト] に変換されません

GEN-FADDS-II-1035 –
属性 [controlling_field] の値 [{オブジェクト参照フィールド名}] が無効です
例えば受信パッケージオブジェクトに存在しないオブジェクトを使用する参照フィルタが含まれるなど、オブジェクトがターゲット Vault に存在しない別のオブジェクトを参照する場合に表示されます。現在のコンポーネントを展開する前に必須オブジェクトを展開します。一部の機能が自動的にオブジェクトとプロビジョニングするため、ターゲット Vault に正しい機能が有効化されていることを確認します。
オブジェクトOBJ-FREC-ONA-7070 –
オブジェクトがカスタムオブジェクトタイプを持つ場合、オブジェクトタイプ機能を無効にできません。
ターゲット Vault にカスタムオブジェクトタイプを既に含むオブジェクトのオブジェクトタイプを、パッケージがオフにする場合に表示されます。オブジェクト設定を手動で編集してカスタムオブジェクトタイプを削除します。
オブジェクトOBJ-FREC-ONA-7001 –
カスタムオブジェクトの数 {#} が [最大: 20] を超えています
Vault がカスタムオブジェクトの上限に達した場合に表示されます。必要に応じて、Veeva サポートに上限の引き上げをリクエストします。
オブジェクトGEN-FADDS-II-1057 –
[選択リスト] 値が入力されていません
オブジェクトがターゲット Vault に存在しない選択リストを参照する場合に表示されます。現在のコンポーネントを展開する前に選択リストを展開します。
Pagelayout

LYT-FREC-ONA-10015 –
指定されたオブジェクトにレイアウトが既に存在します

LYT-FREC-ONA-10002 –
コントローラ参照は変更できません
ソースとターゲットの Vault 間の特定のオブジェクトページレイアウトの名前に不整合がある場合に表示されます。オブジェクトごとにページレイアウトは 1 つしか持てません。名前の不整合に対処するには、レイアウトの再命名について Veeva サポートにご連絡ください。
名前の不整合に対処するには、レイアウトの再命名について Veeva サポートにご連絡ください。
PagelayoutGEN-FREC-II-1022 –
値 [{オブジェクトフィールド名}] が有効でアクティブな [vault:page.vault:section.
vault:detailform.vault:field.reference] に変換されません。
オブジェクトページレイアウトが、ターゲット Vault に存在していないオブジェクトフィールドを参照する場合に表示されます。現在のコンポーネントを展開する前に更新済みオブジェクト設定を展開します。
Pagelayout

LYT-WREC-ONA-10010 –
標準セクション [workflow_timeline__v] を変更または削除できません

LYT-WREC-ONA-10010 –
標準セクション [attachments__v] を変更または削除できません
ソース Vault のオブジェクトのライフサイクルまたは添付文書を無効化したものの、オブジェクトのページレイアウト変更を展開する前に、その変更をターゲット Vault に移行していない場合に表示されます。現在のコンポーネントを展開する前に更新済みオブジェクト設定を展開します。
DocfieldGEN-FREC-II-1036 –
コンポーネントが不明です [{オブジェクト名または選択リスト名}]
ドキュメントフィールドが、ターゲット Vault に存在していないオブジェクトまたは選択リストを参照する場合に表示されます。現在のコンポーネントを展開する前にオブジェクトまたは選択リスト設定を展開します。
ワークフローワークフローフラグがオフですターゲット Vault にワークフローのインポート/エクスポート機能が有効化されていない場合に表示されます。機能の有効化をリクエストするには、Veeva サポートにご連絡ください。
DocfieldGEN-FREC-II-1030 –
Enum リストに値が含まれていません: [{フィールドレイアウトセクション名}]
ドキュメントフィールドが、ターゲット Vault に存在しないフィールドレイアウトセクションにある場合に表示されます。管理者 > コンテンツ設定 > フィールドレイアウトから手動で新規フィールドレイアウトセクションを作成します。レイアウトセクション名は、ソース Vault の名前と全く同じである必要があります。
ObjectworkflowGEN-FADDS-II-1022 –
値 [{オブジェクトメッセージ名}] が有効でアクティブな [通知] に変換されません
ワークフローが、ターゲット Vault に存在していないオブジェクトメッセージ (Notificationmessage) を参照する場合に表示されます。現在のコンポーネントを展開する前にオブジェクトメッセージ (Notificationmessage) の設定を展開します。
ObjectlifecycleOLC-FREC-II-12518 –
関連づけられている [オブジェクト] が設定されていないためルールを解決できません
ライフサイクルがターゲット Vault のいずれのオブジェクトにも関連づけられていない場合に表示されます。現在のコンポーネントを展開する前に更新済みオブジェクトを展開します。
ObjectlifecycleGEN-FREC-II-1023 –
値 [ssu_contracts_leads__c] が有効な [Applicationrole] に変換されません
オブジェクトライフサイクルロールが、ターゲット Vault に存在しないアプリケーションロールを参照する場合に表示されます。Vault ローダを使用してアプリケーションロールのオブジェクトレコードを読み込みます。
Doctype無効な値 [group:Group.{group name}] が属性 [create_document_permissions] に指定されています: 有効でアクティブな [グループ] を入力してくださいドキュメントタイプのセキュリティ設定が、ターゲット Vault に存在しないグループを参照している場合に表示されます。Vault ローダを使用して、展開する前にターゲット Vault にユーザグループを読み込みます。
Doctype無効な値 [{選択リスト値名}] が属性 [etmfDepartmentName_b] に指定されています(eTMF、Study Startupのみ) 部門参照が選択リストの有効な部門にマッピングされていない場合に表示されます。現在のコンポーネントを展開する前に更新済みの選択リストを展開します。
通知
テンプレート
GEN-FREC-II-1034 – トークン [{オブジェクト/ドキュメントフィールド名}] が無効ですドキュメントまたはオブジェクトメッセージが、ターゲット Vault に存在しないフィールドを参照する場合に表示されます。現在のコンポーネントの前に新規ドキュメントフィールドまたは更新済みオブジェクトを展開します。
Doctype無効な値 [vdc__29] が属性 [clinical_docs_rm] に指定されています : 無効な階層の外部 ID(eTMF、Study Startup のみ) 臨床参照モデルがターゲット Vault に有効化されていない場合に表示されます。Study Startup を有効にするには、Veeva サポートにご連絡ください。これにより参照モデルデータがプロビジョニングされます。
DoclifecycleGEN-FREC-II-1023 –
値 [ssu_contracts_leads__c] が有効な [Applicationrole] に変換されません
ドキュメントライフサイクルロールが、ターゲット Vault に存在しないアプリケーションロールを参照する場合に表示されます。Vault ローダを使用してアプリケーションロールのオブジェクトレコードを読み込みます。
DoclifecycleGEN-FREC-II-1005 –
サブコンポーネント [{ドキュメントフィールド名}] がありません
ライフサイクルが、ターゲット Vault に存在しないドキュメントフィールド (ライフサイクル状態のエントリ基準などとして)を参照する場合に表示されます。現在のコンポーネントの前に新規ドキュメントフィールドを展開します。
ObjecttypeOTP-FADDS-II-18005 –
オブジェクト [{オブジェクト名}] にフィールド [{オブジェクトフィールド名}] がありません
オブジェクトタイプが、ターゲット Vault のオブジェクトに存在しないフィールドを参照する場合に表示されます。現在のコンポーネントの前に更新済みオブジェクトを展開します。
Objecttype

GEN-FDROS-ONA-1021 – [standard] サブコンポーネントは削除できません

OTP-FREC-ONA-18011 – base__v オブジェクトタイプフィールド [{field name}] のプロパティは編集できません
オブジェクトにデフォルトの base__v オブジェクトタイプを展開する場合に表示されます。このオブジェクトタイプは、システム管理されており、オブジェクトを作成する際に Vault が自動的に作成するものです。このコンポーネントをスキップします。
オブジェクトGEN-FREC-ONA-1017 –
コンポーネントが使用中です
パッケージが、ターゲット Vault にフィールド値を含むオブジェクトフィールドを削除または名前変更する場合に表示されます。フィールドの名前を変更する場合は、ターゲット Vault でフィールドの名前を手動で変更して再展開します。
データを持つフィールドを削除する場合は、このアクションを完了できません。その代わり、移行パッケージまたは手動設定のいずれかによりフィールドを無効に設定します。
ワークフローラベル演算子が無効です [anyLabel]ターゲット Vault で、ライフサイクル/ワークフローに対して条件付きステートメントのラベル固有演算子を有効化するが有効化されていない場合に表示されます。機能の有効化をリクエストするには、Veeva サポートにご連絡ください。
ワークフローGEN-FADDS-II-1023 – 値 [{field name}] は有効な [field] に解決されません。ワークフローが、以前は共有されていたドキュメントフィールドを参照するときに発生します。現在のコンポーネントをデプロイする前に、ドキュメントフィールドを除外するようにワークフロー設定を手動で編集します。
タブGEN-FADDS-ONA-1019 – [standard] サブコンポーネントは作成できませんカスタムサブタブの移行時に発生します。対象の Vault にカスタムサブタブを手動で作成します。必要に応じてタブを並び替えます。
DocrelationshiptypeGEN-FREC-ONA-1038 – [{document relationship type}] の変更は許可されていません新規ドキュメントタイプを参照するドキュメント関係の移行時に発生します。ドキュメント関係タイプからドキュメントタイプ参照を手動で削除します。現在のコンポーネントをデプロイし、ターゲット Vault で2つを手動でリンクします。
選択リストGEN-FREC-ONA-1017 – コンポーネントが使用中ですターゲット Vault でピックリストのエントリが使用されているが、ソース Vault に存在しない場合に発生します。選択リストの設定を手動で編集し、ピックリストエントリへの参照を削除します。
DoclifecycleGEN-FREC-ONA-1017 – コンポーネントが使用中ですターゲット Vault でドキュメントライフサイクル状態が使用されているが、ソース Vault に存在しない場合に発生します。ドキュメントライフサイクルの設定を手動で編集し、ライフサイクル状態への参照を削除します。
ObjectlifecycleGEN-FREC-II-1007 – コンポーネントが、属性[{ワークフロー名}]で既に存在しています。エントリアクションで参照されるワークフローがターゲット Vault で無効であるために発生しました。現在のコンポーネントをデプロイする前に、ターゲット Vault で参照されるワークフローを手動で有効にします。