Vault には、国オブジェクトで国詳細を管理できる機能があります。選択リストフィールドではなく国オブジェクトを使用すると、ユーザがどの国フィールドを使用しても施設に関連するドキュメントを見つけることができるというメリットがあります。例えば、国であるドイツの略称が DE の場合、ユーザは「ドイツ」または「DE」を検索してドキュメントをを見つけることができます。
国レコードへのアクセス
管理者 > 企業管理者から、国レコードの作業をすることができます。管理者領域外でレコードへのアクセスを許可するカスタムオブジェクトタブを含む Vault もあります。適切な権限があれば、カスタムタブからレコードを作成、編集および削除することができます。
権限セットおよびカスタム共有ルールは、オブジェクトデータレコードを表示、作成、編集、および削除するためのアクセスを制御できます。
国を追加および編集するには
- 国を追加または編集するには、国ページを使用します。
- 国を追加するには、作成をクリックします。
- 国を編集するには、既存の国をクリックして、編集をクリックします。
- 国名を入力します。
- 必要に応じて、追加の国のフィールド (国略語など) に入力します。これらのフィールドは、管理者による標準オブジェクトの変更に応じて、Vault ごとに異なる場合があります。
- ステータスを設定します。ドキュメントフィールドを設定する際、ユーザには有効な国のみが表示され、選択可能になります。
- 保存をクリックします。
国を無効化および削除するには
Vault は、ユーザが 1 つ以上のドキュメントで選択した国、または管理者がライフサイクルルール、ワークフロー、または治験実施国データレコードで使用している国を削除できないようにします。国を削除できない場合、ステータスを「無効」に変更して、ユーザが選択できないようにします。
国を削除するには:
- 国ページから、国にマウスオーバーします。
- 表示される赤い X アイコンをクリックします。
- 国を完全に削除するには、確認ダイアログで続行をクリックします。