Vault Compare を使用すると、2 つの Vault の構成を比較することができます。これは、構成移行パッケージの構築、またはパッケージ展開後に環境が同期しているかの検証に有益です。

Vault 比較

Vault を比較するには

Vault 比較を使用するには:

  1. 管理者 > 展開 > Vault 比較に進みます。
  2. ターゲット Vault を選択します。この Vault は、現在使用中の Vault と比較を行います。
  3. 結果タイプを選択して含める範囲を定義します。
  4. 詳細タイプを選択して、含める詳細のレベルを定義します。
  5. 任意の作業: ドキュメントおよびバインダーテンプレートを含めるチェックボックスを選択すると、ドキュメントとバインダーテンプレートを比較に使用できるようになります。これらのコンポーネントを除外するには、チェックボックスの選択を解除します。
  6. 任意の作業: Vault 設定を含めるチェックボックスを選択すると、Vault 設定を比較に使用できるようになります。これらのコンポーネントを除外するには、チェックボックスの選択を解除します。
  7. 含めるまたは無視するコンポーネントタイプを選択します。特定のタイプをフィルタリングするには、検索ボックスを使用します。もう一度やり直すには復元をクリックします。
  8. 任意の作業: 送信パッケージを生成するチェックボックスを選択して、ソース Vault とターゲット Vault で間で異なるコンポーネント、またはターゲット Vault で不明なコンポーネントを含む 1 つ以上の送信パッケージを作成します。
  9. 終了をクリックして比較を開始します。このプロセスにはしばらくかかる場合があります。完了したら、比較に関する Excel™ ファイルをダウンロードするためのリンクが記載された通知が送信されます。送信パッケージを生成するチェックボックスを選択した場合、結果として返された送信パッケージレコードへのダイレクトリンク、または通知の表示が多すぎる場合はレコードページへのリンクが通知に含まれます。Vault にコンポーネントまたは設定の問題が発生した場合、通知にはエラーログを CSV ファイルとしてダウンロードするためのリンクも含まれています。保留中のコンポーネント更新がある場合、Vault はレポートリクエストをキューに配置して通知を送信します。コンポーネント更新の処理が完了すると、Vault はレポートを生成し、別の通知を送信します。

ソースまたはターゲット値のセルの文字数が 32,767 文字を超える場合、はみ出た部分は Excel™ ファイルに表示されません。

結果タイプ

結果タイプの選択は、Vault 比較に含める範囲を指定します。

  • 差異のみは Vault 間の差異のみを結果に含めます。
  • 完全は Vault 間で同じ設定を除外しません。

詳細タイプ

結果タイプの選択は、Vault 比較に含める詳細のレベルを指定します。

  • なしはコンポーネントレベルの詳細のみを表示します。
  • 単純は、ドキュメントライフサイクルの名前、タイプ、およびラベルなど、属性レベルの単純な詳細を表示します。
  • 複雑は、ドキュメントライフサイクルに設定されたユーザアクションなど、属性レベルの単純な詳細と複雑な詳細を表示します。

コンポーネントタイプ

Vault 比較機能がサポートする構成要素の一覧は、コンポーネントタイプをご覧ください。

ワークフローコンポーネントタイプを使用すると、有効なドキュメントワークフローバージョンのみを比較します。

Vault 所有者システム管理者の標準セキュリティプロファイルを持つユーザには、Vault 比較を使用するために必要な権限があります。組織がカスタムセキュリティプロファイルを使用している場合、以下の権限が含まれていることを確認してください:

タイプ権限ラベル制御
セキュリティプロファイル管理者: 展開: 環境: Vault 比較Vault 比較機能にアクセスする権限。
セキュリティプロファイル管理者: 展開: 移行パッケージ: 作成送信パッケージを生成するチェックボックスを選択する権限。