不要になった、または間違って作成したドキュメントやバインダーを削除する必要が生じる場合があります。削除オプションでは、ドキュメントを Vault から永久に消去できます。Veeva サポートにご連絡いただく以外に、削除されたドキュメントを復元する方法はありません。
自分のセキュリティプロファイル経由で Vault 所有者アクション: パワー削除権限を有する管理者には、ドキュメントを削除する特別権限があります。
削除するには
コンテンツを削除するには、ライブラリまたはドキュメント情報ページのアクションメニューから、削除を選択します。
削除するとどうなるか?
ドキュメントを削除すると、以下のようになります。
- Vault からすべてのバージョンのドキュメントが永久に消去されます。
- 関連する通知、外向きの (参照している) 関係および外向きの (参照している) 参照リンクが削除されます。
- ドキュメントのレンディションに関連付けられている注釈を削除します。
- ドキュメントレベルのコメントを削除します。
- お気に入りを含めすべてのユーザのビューからドキュメントが消去されます。
- 管理者向けにドキュメントの監査証跡が保存されます。
バインダーの削除について
バインダーもドキュメントも、削除方法は同じです。バインダーを削除しても、バインダーのコンポーネントドキュメントは削除されません。
削除制限
ドキュメントの削除にはいくつかの制限があります。
- ドキュメントは、アクティブなワークフロー内にあってはなりません。
- ドキュメントに、内向きの (参照されている) 関係または参照リンクがあってはなりません。
- ドキュメントは、固定状態にあってはなりません。
- ドキュメントは、バインダー内にあってはなりません。
- ドキュメントは、Office Online または BEE チェックアウトを含め、チェックアウトされていてはなりません。
- ドキュメントは、承認済みリーガルホールドの対象であってはなりません。
- ドキュメントをオブジェクトレコードで参照することはできません。
- オブジェクトレコードのドキュメント参照フィールドでドキュメントを選択することはできません。ドキュメント参照フィールドの削除ルールによっては、参照されるドキュメントを削除できる場合があります。
削除権限がない場合、アクションメニューに削除オプションが表示されません。他のすべての制限では、削除しようとするとエラーメッセージが表示されます。
監査ログ
ドキュメントを削除すると、ドキュメントから監査証跡にアクセスすることができなくなります。管理者は、管理者 > ログ > ドキュメント監査履歴から監査ログにアクセスすることができます。