この記事では、ID プロバイダのサポート、機能、および要件の概要を説明しています。

サポート対象 IDP

Vault File Manager は以下の ID プロバイダをサポートしています。

  • Ping Identity
  • ADFS
  • Okta
  • Microsoft Azure™ AD

認証の仕組み

Vault File Manager 認証の仕組み

  • Vault プロファイルから取得した認証サーバ (AS) メタデータを使うことで、ユーザは AS via OAuth 2.0 / OpenID 接続で AS を認証、またはユーザ名とパスワードで直接 Vault を認証することができます。
  • id_token または access_token に基づいて Vault セッションをリクエストします。
  • キーを JWKs URI 経由で発行する際にトークンが JWT として表示される場合、Vault はトークンをローカルで検証することができます。
  • トークンが AS によって表示される場合、Vault はイントロスペクションエンドポイントを使ってリモートでトークンを検証することができます。

認証サポート

Vault File Manager は以下をサポートしています:

  • クライアントシークレットがない OAuth 2.0 / OpenID 接続。
  • openid および offline_access 範囲の認証コード付与タイプ。
  • AS が offline_access 範囲を付与し、refresh_token を表示する場合、Vault セッションのサイレントリフレッシュ。
  • ユーザの連携 ID または Vault ユーザ名に基づく連携。
  • 設定されている場合、Microsoft ADFS で認証を行う モダン Windows 認証 (ADAL)。

要件

Vault File Manager は以下が必要です: