コンテンツプレースホルダーの使用

コンテンツプレースホルダーとは、添付ソースファイルのないドキュメントです。下書きの作成、チェックアウト、および新規バージョンのアップロードなど、ソースファイルに関連付けられ、コンテンツプレースホルダーでは利用できないドキュメントの操作が数多くあります。

プレースホルダーを作成するには

新規コンテンツプレースホルダーを作成するには:

プレースホルダーがあれば、ソースファイルをアップロードして、プレースホルダーオブジェクトとコンテンツを関連付けることができます。eTMF Vault で、コンテンツとプレースホルダーの自動一致機能を使用することもできます。ソースファイルには制限があるので、ご注意ください。

コンテンツを追加するには:

ライブラリまたはドキュメント情報ページで、ファイルのアップロードボタンをクリックします。関連付けられるコンテンツがあるドキュメントにドキュメントのダウンロードボタンが表示される場合、このアイコンが表示されます。
任意の作業：メモフィールドに新規ソースファイルの情報を入力します。
アップロードアイコンをクリックしてソースファイルを選択します。ご利用の Vault Google Drive インテグレーションを使用する場合、いずれかのアイコンを使用します。
OK をクリックします。
アップロードをクリックしてファイルをアップロードします。
重複コンテンツの検出が有効になっている場合、Vault は同じファイルがすでに存在するかどうかを確認し、通知します。
アップロードが完了したら、ソースファイルが対応フォーマットを利用していれば、Vault が表示可能レンディションを生成します。

ドキュメントタイプで有効化されると、Vault では、コンテンツプレースホルダーに添付ファイルを使用することができます。1 つの添付ファイル付きコンテンツプレースホルダーを使うと、従来のファイルシステムのフォルダと同じようにして、整理したファイルグループを作成して全般共有することができます。

コンテンツプレースホルダーに添付ファイルを追加するには:

ドキュメント情報ページを開き、ドキュメントファイルパネルの添付ファイルセクションを展開します。
コンピュータからファイルを青色のエリアにドラッグおよびドロップし、アップロードアイコンをクリックします。複数のファイルを一度にアップロードでき、各ファイルが個別の添付ファイルになります。
任意の作業: 説明の追加をクリックして添付ファイルの説明を追加します。検索で添付ファイルを含めた場合に、Vault はファイル名の他にこの説明も検索します。

EDL アイテムレコードは、収集が予想される特定のタイプのドキュメントを表します。Vault は、EDL アイテムレコードの値を使用して同様のドキュメントフィールドを初期化します。EDL アイテムからプレースホルダーを作成するには:

個別の EDL アイテムレコードに進みます。お使いの Vault によって、カスタムタブにある場合と、ビジネス管理者にある場合があります。
アクションメニューで、プレースホルダーの作成を選択します。
プレースホルダーの作成 (手順 1) ページが開きます。Vault は、EDL アイテムが使用するのと同じドキュメントタイプを自動的に選択します。次へをクリックします。
その他の必要なフィールドを入力し、保存をクリックします。Vault は、EDL アイテムに基づいて、治験、治験実施国および治験実施施設フィールドを自動入力します (eTMF と Study Startup のみ)。
プレースホルダーにドキュメント情報ページが開きます。これで、プレースホルダーとコンテンツを関連付けることができます。

また、プレースホルダーの作成一括アクションを使用して複数の EDL アイテムにプレースホルダーを作成することもできます。

Vault で、表示可能なレンディションを含むレンディションのプレースホルダードキュメントへのアップロードはできません。ドキュメントのレンディションを使った作業ができるようになるには、ソースファイルをアップロードする必要があります。

プレースホルダードキュメントのワークフローの開始をさせない制限機能はありません。しかし、管理者が設定でこの機能を制限する場合があります。