Vault は、Microsoft™ Outlook™ のメールメッセージ (MSG) と電子メールファイル (EML) のドキュメントソースファイルから PDF 表示可能レンディションを自動生成します。レンディションは、クリック可能な埋め込みリンクを実装し、ファイルはフルテキスト検索に対応しています。レンディションには、送信された日時が GMT タイムゾーンで表示されます。

添付ファイルの処理について

Vault は、いくつかの方法でメール添付ファイルを処理することができます:

  • メールファイルがドキュメントのソースファイルで、ドキュメントタイプが添付ファイルを許可している場合は、Vault はメール添付ファイルごとにドキュメントの添付ファイルを作成します。
  • メールファイルがドキュメントのソースファイルで、ドキュメントタイプが添付ファイルを許可していない場合は、Vault はメールの添付ファイルを無視します。
  • メールファイルが別のドキュメントの添付ファイルの場合、Vault はメールの添付ファイルを無視します。
  • 表示可能レンディションが生成されると、含まれている添付ファイルを表示するには、ドキュメント情報ページを更新する必要があります。

新規ソースファイルをアップロードしてドキュメントをバージョニングする場合、Vault はドキュメントの既存の添付ファイルと新規ソースファイルのメール添付ファイルを比較します:

  • 新規ファイルのメール添付ファイルに、既存のドキュメントの添付ファイルと同じファイル名とチェックサムが含まれる場合、既存の添付ファイルに変更は発生しません。
  • 新規ファイルのメール添付ファイルに、同じファイル名で異なるチェックサムが含まれる場合、Vault は添付ファイルをバージョニングします。
  • 新規ファイルのメール添付ファイルに異なるファイル名が含まれる場合、Vault は新規添付ファイルとして処理します。