Vault では、さまざまなフィールドまたは詳細な検索語別に、検索、現在のライブラリビュー、ホームタブからのタスクビュー、カスタムドキュメントまたはオブジェクトタブの現在のビューをフィルタリングすることができます。ドキュメントタイプと固定状態バージョンもフィルタリングすることができます。
日付でフィルタリングするには
日付フィールドでフィルタリングするには:
- フィルタとして日付フィールドを追加します。
- フィルタに予め設定された期間を選択するか、演算子を選択して日付を入力することで範囲を定義します。
- 適用をクリックします。日付フィルタに一致するようページ結果が更新されます。
これらの個別の日付フィルタは、特定のドキュメントまたはオブジェクトフィールドに対応し、旧日付検索フィルタを置き替えるものです。
ファセットフィールドフィルタを使用するには
ファセットフィルタは、選択リスト、オブジェクトフィールド、またははい/いいえフィールドで現在のビューまたは検索結果を絞り込むことができます。ファセットフィルタのオプションは、フィールドタイプに応じてチェックボックスまたはリンクとして表示されます。一部のフィルタは (未定義) オプションを表示しますが、これはフィールドが空白であることを意味するものです。
チェックボックスを選択するかリンクをクリックして、リストを絞り込みます。条件を変更すると、表示項目と他のフィールドの件数の両方が更新されます。
オプションが 50 以上ある場合は、すべて表示をクリックして特定の値を検索します。選択された値は、常にリストの最上部に表示されます。
オブジェクト参照フィールド
ドキュメントまたはオブジェクトタブ内のオブジェクト参照フィールドをフィルタリングする場合、Vault は検索結果に含まれるフィルタ値のみを含めます。
ユーザフィールドでフィルタリングする方法
ユーザフィールドでフィルタリングするには:
- フィルタとしてユーザフィールド (作成者など) を追加します。
- 選択リストからユーザを選択します。
- 適用をクリックします。ユーザフィルタに一致するようページ結果が更新されます。
これらの個別のユーザフィルタは、特定のドキュメントまたはオブジェクトフィールドに対応し、旧ユーザで検索フィルタを置き換えるものです。
ロール割り当てでフィルタリングするには
ロール割り当てでフィルタリングするには、例えば Gladys Dunford が編集者:
- フィルタとしてロールを追加します。
- 選択リストからアプリケーションロールを選択します。
- 選択リストからユーザを選択するか、現在のユーザを選択します。
- 適用をクリックします。ロール割り当てフィルタに一致するようページ結果が更新されます。
ロール割り当てフィルタリングは、ドキュメントにのみ使用可能です。
現在のユーザ
作成した動的フィルタを共有する場合は、ユーザ選択リストの現在のユーザオプションを使用することができます。別のユーザがこの絞り込まれたビューを開くと、そのユーザが特定のロールに割り当てられたドキュメントが表示されます。
グループ別の割当て
ユーザのロール割り当てが、直接ではなくグループ経由となる場合があります。例えば、Gladys は CholeCap チームユーザグループに所属しているため、CholeCap Flyer の編集者です。ロール割り当てフィルタを適用すると、Vault は、グループのメンバーシップ経由でユーザがロールに割り当てられるドキュメントを含めます。
数字フィールドでフィルタリングするには
数字フィールドでフィルタリングするには:
- フィルタとして数字フィールド (中止年または用量など) を追加します。
- 演算子 (イコールまたは範囲内であるなど) を選択して数値を入力します。
- 適用をクリックします。数字フィルタに一致するようページ結果が更新されます。
関連オブジェクトフィールドでフィルタリングする方法
一部の Vault では、オブジェクトタブの関連オブジェクトレコードをフィルタリングすることができます。例えば、RIM Vault では規制項目オブジェクトタブ内の関連国決定詳細オブジェクトレコードをフィルタリングすることができます。オブジェクトタブの関連オブジェクトフィルタは、配布した Vault アプリケーションの一部として、または MDL 経由でのみ利用可能です。
関連オブジェクトレコードをフィルタリングするには:
- 左側のパネル内にあるフィルタセクションにフィルタとして関連オブジェクトフィールドを追加します。
- ドロップダウンから関連オブジェクトレコードを選択する、入力して検索する、あるいは双眼鏡アイコンをクリックして検索ダイアログからレコードを選択します。最大 20 件の関連オブジェクトレコードを選択することができます。
- 適用をクリックします。フィルタ内のオブジェクトレコードに関連するオブジェクトレコードのみが表示されるようにページ結果が更新されます。
一度に適用できる関連オブジェクトフィルタは 1 つだけです。別の関連オブジェクトをフィルタリングするには、適用したフィルタをクリアします。
高度なフィルタモード
ドキュメントまたはオブジェクトレコードをフィルタリングする場合、一部のフィルタで高度をクリックして、「と等しくない」などの演算子を使用して複雑な選択を定義することができます。高度なフィルタリングは以下で使用できます:
- オブジェクト参照フィールド (ドキュメントの製品フィールドなど)
- 選択リストフィールド (ドキュメントのオーディエンスまたは機能領域など)
- ユーザフィールド (作成者など)
- 階層フィールド (タイプ > サブタイプ > 分類など)
ドキュメントタイプ、特定のシステムフィールド (ファイルタイプなど)、または被参照オブジェクト内のサブフィールド (ドキュメントの製品: 疾患領域など) では高度なフィルタリングは使用できません。
高度なフィルタの操作
ファセットフィルタでは、以下の演算子が高機能モードで使用可能です。
範囲内 (In)
「範囲内」(in) 演算子は、フィールドの少なくとも 1 つのフィルタ値を含む結果を返します。
フィルタの例: 製品は CholeCap、Nyaxa の範囲内
- マッチするケース: 製品 = CholeCap、Nyaxa
- マッチするケース: 製品 = CholeCap、Nyaxa、WonderDrug
- マッチするケース: 製品 = Nyaxa
次に等しい (Equals)
「次に等しい」(equals) 演算子は、フィールドのすべてのフィルタ値を含む結果を返します。複数選択フィールドの場合、一致するドキュメント/オブジェクトのフィールドには追加の値が含まれる場合があります。
フィルタの例: 製品は CholeCap、Nyaxa に等しい
- マッチするケース: 製品 = CholeCap、Nyaxa
- マッチするケース: 製品 = CholeCap、Nyaxa、WonderDrug
- マッチしないケース: 製品 = Nyaxa
次に等しくない (Is Not Equal To)
「次に等しくない」(is not equal to) 演算子は、フィールドのいずれのフィルタ値も含まない結果を返します。
フィルタの例: 国が日本と等しくない
- マッチしないケース: 国 = 米国、日本
- マッチするケース: 国 = (未定義)
- マッチするケース: 国 = 米国
フィルタの例: 国がカナダ、米国と等しくない
- マッチしないケース: 国 = 米国、カナダ、日本
- マッチしないケース: 国 = 米国
- マッチするケース: 国 = (未定義)
- マッチするケース: 国 = 日本
空白である (Is Blank)
「空白である」(is blank) 演算子は、フィルタフィールドに選択された値がない結果を返します。基本モードでは、これは (未定義) と表示されます。
空白でない (Is Not Blank)
「空白でない」(is not blank) 演算子は、フィルタフィールドに選択された値がある結果を返します。
含む
「含む」(contains) 演算子は、検索文字列の一部に一致する結果を返します。Vault は、用語の冒頭、中間、末尾に検索文字列を一致させます。
フィルタの例: uni を含む国
- マッチするケース: Tunisia
- マッチするケース: United States
- マッチするケース: United Kingdom
- マッチするケース: United Arab Emirates
「含む」(contains) 演算子は、選択リスト (高容量オブジェクトの複数値の選択リスト以外) およびオブジェクト参照フィールドタイプでのみ利用可能です。
有効なフィールドフィルタを編集するには
すべてのビューで、表示されるフィールドフィルタをカスタマイズすることができます。異なるビューを検索または選択すると、Vault は選択したフィルタを記憶します。
有効なフィルタのリストを更新するには 2 つの方法があります:
- 表示フィルタの選択ウィンドウを開きます。このウィンドウから、一度に複数のフィルタを追加または削除することができ、さらにフィルタの配置を変えることもできます。
- 追加と削除のクイックオプションを使用します。
表示フィルタの選択の使用
表示フィルタの選択ダイアログを使用するには:
- フィルタ見出しの鉛筆アイコンをクリックしたら、フィルタ検索フィールドの双眼鏡アイコンをクリックします。これで有効なフィールドのダイアログが表示されます。ドキュメントタブの場合、ドキュメントタイプフィルタによってリストが代わります。フィルタがアクティブでない場合、すべてのフィールドが利用可能です。
- 有効なフィルタリストのいずれかのフィールドをダブルクリックして、追加します。
- 現在のフィルタリストのいずれかのフィールドをダブルクリックして、削除します。
- 複数のフィールドを選択し、左右矢印ボタンを使用して、追加または削除します。
- 現在のフィルタリストで上下矢印ボタンを使用して、フィルタの配置を変えます。
- 適用をクリックします。
クイック追加および削除の使用
追加と削除のクイックオプションを使用するには:
- フィルタ上に表示される X (削除) アイコンをクリックして、そのフィルタをサイドバーから削除します。
- フィルタ見出しの鉛筆アイコンをクリックし、サイドバーにフィルタとして追加してフィルタを検索します。
タスクビューで有効なフィルタ
タスクビューをフィルタリングする場合、ユーザに割り当てられているタスクまたは有効なタスクの種類に基づいて有効なフィルタのリストが変わります。
- ドキュメントタスクとオブジェクトレコードタスクの両方がある場合、両方のタイプによって共有されるタスク関連フィルタのみが表示されます。
- ドキュメントタスクのみがある場合 (またはドキュメントタスクのみを表示するようにフィルタリングしている場合)、ドキュメントフィールドに関連付けられているフィルタが表示されます。
- 単一のオブジェクトに対するオブジェクトレコードタスクがある場合 (または単一のオブジェクトのみを表示するようにフィルタリングしている場合)、オブジェクトフィールドに関連付けられているフィルタが表示されます。
- ユーザに割り当てられているタスクがない場合、すべてのフィルタが表示されます。これは、Vault が有効なフィルタリストを論理的に制限するために使用できる、ユーザに割り当てられているタスクまたは有効なタスクがないためです。
デフォルトライブラリフィルタ
Vault 管理者は、ライブラリにデフォルトで表示されるフィルタを変更できます。これらのデフォルトフィルタは、選択されたドキュメントタイプによって異なる場合があります。自分独自のフィルタリストを編集すると、Vault はそのリストをライブラリを開くたびに自動的に再適用します。
適用されるフィルタについて
ドキュメント、タスクまたはオブジェクトリストの上に、適用されるフィルタが表示されます。そこから、すべてのフィルタをクリアしたり、特定のフィルタ横の X アイコンをクリックして削除したりすることができます。
Vault は、メイン検索ボックスの検索条件が追加または変更されるか、高度検索の条件が追加されると、適用されるフィルタを保存します。